人材派遣と事前面接
人材派遣会社を規律する法律である労働者派遣法では、事前面接が禁止されています。 派遣先の企業は、人材派遣スタッフを特定するための事前面接や履歴書の送付、業務に従事するスタッフの年齢や性別を制限してはならないことになっているのです。
もちろん、人材派遣会社側も派遣先企業のそのような行為に協力することが禁止されています。 それにも関わらず、人材派遣の現場ではほとんどの場合事前面接が行われています。
雇用のミスマッチをなくして、労力をかけずに有能な人材を業務に従事させたいと思っている企業側からすれば、採用前に人材派遣スタッフを見極めておきたいというのは当然のことかもしれません。
雇用上の差別を禁止するのが立法趣旨であり、労働者派遣法上は違法行為ではありますが、実務的には法律が形骸化しているのが実情のようです。 違法行為ではありますが、書類上だけでなく、実際に働く会社の面接官に直接アピールしたり、雰囲気を知ることができ、しかも人材派遣会社が同席しているという状態での事前面接は、労働者にとって有利に利用することもできるのではないでしょうか。
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